ABOUT OUR CLUB
膳所高校ラグビー班は創部70年以上の伝統をもつチームであります。
私自身、一OBであり、その私見ではありますが、我々Z.R.F.C.の歴史は決して順風満帆なものではなかったと存じます。
昔から今に至るまで、新入生の殆ど(昨今は全員)が今までラグビーという競技に触れたことがなく、はじめは慣れない楕円球の扱いや身体接触に四苦八苦し、ルールやゲームの流れを覚えることに必死で、試合をすれば勝てる方が稀。
しかし、自ら試行錯誤しながら、苦しみつつも、かけがえのない達成感を日々覚えながら、皆で少しずつ成長していく…この経験はZ.R.F.C.でこそ培えるものだと、指導者となった今、改めて感じています。
全国大会に出場した時代、班員不足で存続の危機にあった時代、どんな状況にあっても班員、指導者、保護者、OB…が一丸となり、兎にも角にも挫けることなく「トライ」し続けてきたからこそ、今に繋がっている。
泥試合でもいい、闘い抜く。タックルこそが生命線…!
この精神こそがZ.R.F.C.の伝統であり、班員たちのアイデンティティの核となり、将来に「いきる」。
ラグビーに限らず、逆境を生き抜く力を養うために、班員たちとともに闘い続ける所存であります。
何卒応援よろしくお願い申し上げます。
2000年に膳所高校ラグビー部の愛称として部員の皆が愛着を持ってプレーできるように、 また他の人たちからも学校としてだけ見られるのではなくチームとしてみてもらえるように、 ラグビー部OBで平成2年卒業の竹末氏が命名してくださいました。
ファーストジャージの黒と昔からエンブレムにもなっている鹿を元にして考案されました。 同時にロゴ(左図)も作っていただき、現在も Tシャツや応援に使用するボード等にプリントされています。
またロゴには『What are we playing rugby for?』とも入っています。 これはラグビーをプレーする中で、きっかけも様々だったように様々なモチベーション があっても良いのではないかという意味が 込められています。 ただその先にはチームを思う気持ちは全員同じだ、チームのためにチームメイトのためにプレーする、 という共通の想いも込められています。