OB ASOCIATION
ついに全国大会初戦を今週末に迎えます。
晴れの舞台に向け、日々の練習に余念がないだろう現役生に向け、
OBたちがメッセージを贈ります。
花園はじめ、ひのき舞台に立つ喜び、
「Z」のジャージに袖を通すことで学んだことなどを語ってもらいました。
第1回は1988年、花園初出場時のナンバー8、住田延明さんです。
「つながり 色褪せぬ30年」 住田延明(1988年卒)
膳所高校ラグビー班の皆さん、7人制全国大会出場おめでとうございます!
全国レベルの高さを肌で感じて、普段の練習成果を目一杯発揮して
仲間と共に勝利を目指して頑張ってください。
個人的には、10歳でラグビーを始め、瀬田中、膳所、同志社でも近畿、全国大会を、
社会人では六甲クラブでクラブ日本一を経験しましたが、
自分のラグビーの原点は高校三年間にあります。
受験勉強との両立もあり、悩み苦しんだ事も多かったですが、
周りのサポートを得て僕らの年代は花園初出場をつかむことができました。
素晴らしい仲間、 恩師、先輩、後輩と、
30年経った今でもつながっているのも膳所ラグビーの良さです。
ラグビーはチームプレーです。個人が切磋琢磨し、
仲間と助け合いながら進めるスポーツです。
大学受験もあり大変でしょうが、仲間を信じて一致団結し、
高いレベルでのラグビーを楽しんでください。
応援しています!
※住田さんは小5の春、いとこの影響を受けてラグビーを
瀬田スポーツ少年団(大津RS)で始められました。
高2の冬、3年の春大会とライバルの八幡工を破って優勝。
当時、3年生は春大会で引退するのが通例でしたが、
住田さんら大半のメンバーは「浪人覚悟」を決意。
「前キャプテン」として、2年の「リアル」キャプテンと
チームを引っ張ってくださいました。