8月16日から19日まで3泊4日の菅平合宿を行いました。宿舎は毎年お世話になっているまるみ山荘さんと、天狗ロッジさんの分宿です。コーチの水野さん、トレーナーの中村さん、栄養士の田中さんにサポートしていただき、実りのある充実した合宿となりました。
【1日目】
午前は学校から宿舎へバスで移動し、15時30分から岐阜工業高校と試合をしました。
試合時間はAチーム前後半25分、B・Cチーム前後半15分です。
1試合目 膳所A vs 岐阜工業
前半、開始早々トライを決められてしまいます。ラインアウトの成功率が低く、敵陣でのプレーが多いもののトライを返すことができませんでした。
後半、前半の反省を生かしトライを3本決めることができました。
2試合目 膳所B・Cvs 岐阜工業
前半、先制点を取りますが、その後2本のトライを取られてしまいます。ハンドリングミスが多く、自陣に攻め込まれる場面が多くありました。
後半、スクラム、ラインアウト共に成功率が高かったです。しかしパスミスで相手にボールを奪われ、一気に自陣に攻め込まれてトライを決められてしまいました。
【2日目】
午前は大東文化第一高校と試合をしました。
試合時間はAチーム前後半25分、B・Cチーム前後半20分です。
1試合目 膳所A vs 大東文化一
前半、少しミスが目立ち、相手にトライを決められてしまいました。
後半、パスミスは変わらず見られましたがその後の反応が早く、ラインアウトも安定していました。
2試合目 膳所B・C vs 大東文化一
前半、先制点を取られてしまいますが、負けじとトライを返します。しかし、タックルで相手を止めることができず、そのまま走られるシーンが多くありました。
後半、完全なタックルをすることがなかなかできず、カットイン・アウトの見切りが課題として見つかりました。
午後は立教大学の方々に合同練習(クリニック)をしていただきました。膳所とは異なる戦略を持っておられ、体も一回り大きい大学生の先輩方に質問をして、色々なスキルを教えていただくことができました。
【3日目】
午前は本郷高校と試合をしました。
試合時間はAチーム前後半25分、B・Cチーム前後半20分です。
1試合目 膳所A vs 本郷
膳所の強みであるモールでおされ、ミスは少ないものの課題が多く見つかりました。
2試合目 膳所B・C vs 本郷
前半、2トライを取られるものの、モールで相手を押すことができました。
後半、上手くタックルを決めることができず、またセットが遅かったことから、トライを何度も取られてしまいました。今後の課題としては、積極的にタックルを仕掛けることが挙げられます。
午後はBKとFWに分かれてユニット練習をしました。途中で雨が降ってきて雷がみられたので、宿舎に戻り天狗ロッジでトレーナーの中村さんの指導のもと、トレーニングを行いました。
【4日目】
午前は桐蔭中等教育学校と試合をしました。
試合時間はA・Bチームともに25分ハーフです。
1試合目 膳所A vs 桐蔭中等
前半、コールが少なくキックの処理、ノミネート、プッシュが中途半端だという課題が見つかりました。
後半、開始早々ノックオンをしてしまいます。ボールを半身でキャッチすることがノックオンにつながり、ミスの多い試合になりました。
2試合目 膳所B vs 桐蔭中等
敵陣になんとか攻め込むものの、ミスが多くボールを取られ、何度もトライを決められてしまいました。
午後は宿舎から学校へバスで移動し、学校に到着後解散しました。
3年 福本
3回目の菅平合宿は、天候に恵まれほとんど予定が変わることなく行われました。それにもかかわらず、試合前のアップで気持ちをあげきれず試合の前半で相手に大きくリードされたり、試合の後半で集中力が切れてしまうという課題が多く上がりました。また、試合でのけが人も多く見られました。
今回の合宿で僕はこのチームのチーム力がまだまだ低いことを感じました。個々のタックルやランでは、他県の上位校にも通用している場面がそこそこ見られましたが、フォワードのセットプレーやラインディフェンス、チーム内でのコミュニケーションや、チームの雰囲気をあげるコールが今回の練習相手と比べてまだまだだと感じました。
この合宿で得られた課題点をチーム全員で共有し、個々の更なるレベルアップとチーム力の向上に努め僕を含め残った10人の3年生は残り少ない時間を今まででもっとも濃い時間にするべく、1年生・2年生と力を合わせて頑張ります。
3年 松本
今回の合宿では結果的には、けが人が多く、試合も1勝3敗とあまり良い結果ではありませんが、チームの課題点に着目し吟味していく良い期間になりました。 夏の今、この時期にこの課題に気づけたことはかなり良いことだと自分は思っています。これから3年は受験を間近に控えて、かなり厳しい時期になりますがここを乗り越えて、残り少ない高校生活に全力を注いでいきたいと思います。
3年 青山
水野さん、中村さん、田中さん、マネージャー達裏方の人達のたくさんの働きがあって僕達選手が精一杯プレーできていることをこの4日間の合宿で改めて実感しました。本当にお世話になりました。
この裏方の人達への最高の恩返しは秋、勝って花園に行くこと。もう3ヶ月で最後の大会が始まります。ここから更にチーム力を高めて花園目指して頑張ります。
3年 早川
高校生活最後の菅平合宿は、今までで一番有意義な時間を過ごせた合宿となりました。連日の県外の高校との試合、合宿ならではの練習など様々なことが個人だけでなくチームをより成長させてくれました。菅平を主とした夏を乗り越えると集大成となる秋季大会までもう時間は僅かとなります。残り少ない時間を最大限に活用して、自分たち選手だけでなく、チームを支えてくださっている先生方、スタッフの方々、先輩方や親たちも一緒に笑えるような最後を迎えられるようにこれから頑張りたいです。
3年 小倉
今回の菅平合宿は、これまで出てきた課題に取り組み大きな成果を得ようと臨んだ合宿でしたが、初日に怪我をしてしまい、2日目からの試合や練習は見学という形になってしまいました。僕自身、大きな目標と目的を持って参加した分、とても残念で、またチームには試合に出られずに迷惑をかけてしまいました。しかし、プレーや戦術について自分の中で整理することができ、ラグビーのゲームに対して理解度を高めることができました。復帰までの間は、怪我をしている今しかできないことでチームに貢献できればと思います。
2年 笹井
4日間の菅平合宿はとてもきつく、肉体的にも精神的にも追い込まれた合宿でした。ですが、そういう合宿だったからこそ、自分の課題を発見できたり、再確認できたり、伸びしろを見つけることができました。この合宿のように学校のグラウンドでも全力を尽くして、未熟者の自分をまだまだ成長させ、強いラガーマンになりたいです。
また、保護者や、合宿にまで同伴してくださった先生方、コーチ、トレーナー、栄養士さんに支えられ、ラグビーができるのは多くの支えがあることを実感したので、日々の感謝を忘れずプレーしていきたいです。
来年も菅平に来たいと思える合宿でした。
2年 谷口
菅平合宿では、自分ができること、できていないことがはっきりとしました。
試合で感じたスタミナ不足やミーティングで得られた課題を克服していくと共に、初めてとなる経験をしたことも生かしていきたいと思います。
2年 西村
3泊4日の菅平での合宿は涼しい気候の中過ごしやすかった反面、精神的、体力的にきついものでした。アップの雰囲気やセットプレーの成功率等々、合宿を通して挙がってきた課題はたくさんありました。学年が一つ上がり去年よりも多く試合に出させてもらい、個人の課題が明確になり自分の力不足を感じました。チームとしても県外の相手に通用するプレーもありましたがそれでもまだまだ力を出し切れていないように感じました。秋の大会が日に日に迫ってきています。今回の合宿で得たことを糧に1日1日を大切に練習していきたいです。そして、ラグビーができるのは様々な人の支えがあることを忘れず親や先生、コーチ、チームメイトに感謝したいと思います。
2年 武田
今回の菅平合宿の練習、試合を通して成長することができたと思います。練習では、立教大学との合同練習もあり、新たなスキルを教えてもらえました。試合では、毎回のミーティングでの反省を活かしながら、課題を修正していくことができました。今後も秋の大会に向けて、頑張っていきたいです。
2年 青山
今回の合宿はとても充実したものだったと思います。
Bチームの試合は全敗でしたが、その中でも良い点も、悪い点も見つかり、その日の内に振り返ることができ、すぐに次の試合に活かすことができたと思ったからです。
僕自身、課題がたくさんありそれを改善し、さらにレベルアップしていきたいです。
2年 中川
菅平での4日間は、色々な経験を積むことができました。試合で出た課題をミーティングをして、翌日の試合で修正することができました。自分としては、納得するプレーができませんでした。これからはA戦でもっと活躍できるように、がんばりたいと思います。また相手の選手は体が大きく、僕も今以上に筋トレをがんばろうと思いました。3日目にケガをしてしまい悔しい思いをしました。とてもきつかったけど、のりさんのトレーニングを受けることができてよかったです。正直、Bチームに決まった時はショックでした。しかし、日を重ねるうちBチームのミーティングがレベルアップしていって、とても嬉しかったです。最後にこの合宿を支えてくれた4人のマネージャー、スタッフのみなさん、ありがとうございました。
2年 岩尾
今回の合宿は多くの試合や合同練習を通して個人やチームの課題がはっきりと見え、どうしていくべきかを考えることができました。今回得た経験を今後の練習にしっかりと活かしてレベルアップをしていきたいです。
2年 細井
長野県、菅平高原にて行われた4日間の合宿ですが、AチームもBチームもたくさんの課題を見つけられたと思います。特にBチームでは、FWが順目に回ることや、オーバーが弱い、BKでは、パスミスなどのハンドリングエラーが多いなど、数々の課題が見つかりましたが、それを克服していけば大きな力になると思います。夏休み明けからの練習にも菅平での合宿のように積極的に取り組んでスキルアップを目指していきたいと思います。
1年 野々村
この合宿を通して感じた事が2つあります。
①沢山の人に支えられていること。試合のポイントを見て言ってくださる先輩、試合着を洗濯してくださるマネさん、試合をさせてくださった先生など。
だから僕たちはその支えの分、もっと強くなります。それはただラグビーだけが強くなることではありません。
②他の人を気遣える、人としても強くなること。バスの中で1年生だけがうるさくなってしまったのも、先輩との差だと思います。そこは先輩を倣っていこうと思います。
1年 伊藤
1年生にとっては初めての菅平合宿でした。慣れない場所での厳しい練習や試合では、上手くいったことよりも上手くいかなかったことの方が多かったですが、それでも粘り強く頑張り続けた結果、今までよりも心身ともに強くなれたのではないかと思います。また、仲間との絆もさらに強まったと思います。4日間で得たものをこれからの練習に活かしていき、チームに貢献できる選手になれるよう、努力していければと思います。
1年 中西
菅平を通して、3つのことを学びました。1つは、体力強化が必要であることです。今回の合宿では3日目あたりから少しずつパフォーマンスが落ちてきたように感じました。なので、そこの体力が必要であると思います。2つ目は計画です。ラグビーだけでなく、1日の生活リズムにも計画を立てることが必要であると感じました。最後にラグビーについてもっと知っていきたいと感じました。
1年 宮尾
2年主体のチームと、1年主体のチームで戦いました。
2年主体のチームでは、上手く試合が展開できていましたが、やはり2年生に頼ってしまっていると感じました。
1年のチームは、1トライも取ることができないまま4日間を終えてしまい、とても悔しい結果となりました。BK のハンドリングのミスが目立ち、FWが奪い取ったボールをすぐにノックオンしてしまうという場面が何度も見られました。プッシュディフェンスもできていない場面が多かったです。しかし、いいタックルは試合を重ねる毎に多くなっていたと感じたので、そこは良かったと思います。
これからは、技術的なことはもちろん、FWとBKの連携なども意識して質の高い練習をしていきたいです。
1年 野口
僕にとっての初めての菅平合宿は、悔しい感情が残るものになりました。
チームとしては連敗で勝てず、個人のプレーとしても悔いの残るものも多かったからです。
でも、試合をたくさん重ねることができ、もちろん成長できたし、合同練習でたくさん教えてもらえたり、いつもはない試合後のキツめのトレーニングだったりで、本当に強くなれたと思います。
悔しさをバネにこれから頑張って来年の菅平合宿でリベンジしたいと思います。
1年 阪口
菅平合宿で全ての試合に負けはしたものの、その日のうちにミーティングでビデオを観て試合を振り返り、多くのチームとしての課題を見つけることができました。立教大学との合同練習では、1つ1つのプレーを教えてもらえたので、とても意義のある練習になりました。また、チームメイトと何日も共にし、友好を深められたと感じました。
今回の合宿で得たとこや学んだことを意識して練習し、試合で成果を発揮できるようにしたいです。
1年 藤崎
この合宿で、ほぼ1年生だけのチームで4試合を戦いました。合宿前の練習では、合宿での試合に向け、新しくサインプレーを習得したり、少し高度な技術を身につけたりしていたため、試合に勝つ自信はありました。
しかし結果は4戦全敗。それに加え、1トライも挙げられませんでした。大変不甲斐ない結果となりました。
このような結果となりましたが、何も進歩や成果がなかったとは微塵も思いません。試合後には毎回ミーティングをします。合宿中のミーティングでは1年生全体がいつもよりも多くの意見や課題を出し合い、勝つために試行錯誤を繰り返せました。そして、ミーティングで出た課題や目標を少しずつではありましたが試合で達成していけました。
この合宿では1年生のチームで、勝利を得ることはできませんでした。しかし、敗北から、勝つための課題や目標を多く得ることができました。この菅平合宿で得た課題や目標を無駄にせず、勝利へと繋げていきたいと思います。
1年 山本
初めての菅平合宿、毎日試合がある事で、試合での課題を翌日の試合で修正することができ、一つ一つ確実に進歩できたと思います。
強い相手との試合や練習を重ねるごとに、今まで知らなかったディフェンスの仕方や、オフェンスの動きなどを知ることが出来ました。
これからの練習では、合宿で知ったことを、試合で使えるように、身につけていきたいと思います。
1年 堤
今回の合宿では充実した4日間を過ごすことができました。
特に毎日試合があったことはとても良かったです。試合のミーティングをその日の夜にして、次の日の試合に前日の試合の反省を生かすことができたからです。
また、涼しい気候や芝のグラウンド、周りの方々の支えなど、いつも以上に恵まれた環境の中でラグビーができたことに感謝しないといけないなと思いました。
大学生からの指導や、山登りなど、普段あまり経験できないようなことができたのも良かったです。
今回の合宿で得たことを今後のプレーに活かしていきたいです。
1年 平井
初めての菅平合宿では、多くの経験ができ、自分の成長につながりました。3泊4日の中で、1年は試合で全敗という結果になってしまいましたが、試合の中においてそれまでの課題点が修正できたり、新たな課題点が見つかったりと実りある4日間になりました。チームでは以前からの課題であったタックルが上達していることが1番の収穫でした。しかしその反面、ボールばかりを見過ぎていたため、周りが良く見えておらず、スキをつかれてトライを取られる場面がいくつかありました。そこはバックスリーの指示や、周囲の復唱をしっかり聞くべきだと思います。
1年 小田
今回の合宿は1年生にとって初めての合宿で、チームに迷惑をかけてしまうこともあり、まず日頃の日常生活や練習から改善しなければいけない点がたくさんありました。
また、試合には勝てることはできませんでしたが、ミーティングや先輩からのアドバイスを通して課題を克服する修正する力をつけ、日に日に成長していく自分達がいることを感じられました。練習でも基礎となる土台を作り、これから負けないような体や精神を鍛えあげることができたと思います。色々な面から内容の濃い4日間の合宿でした。この合宿を糧にこれからの練習に励んでいきたいです。
4日間お世話になったまるみ山荘・天狗ロッヂの皆様、合同練習でご指導いただいた立教大学の皆様、合宿で対戦していただいた岐阜工業高校、大東文化大学第一高校、本郷高校、桐蔭学園中等教育学校の皆様、遠方まで応援に駆けつけて下さった保護者やOB・OGの皆様、本当にありがとうございました。